2018年12月27日木曜日

International Voices Houston コンサートゲスト出演 @ MATCH

今年の夏頃に 桜コーラスのディレクターのもとに、ヒューストンのコーラスグループ、
International Voices Houston より 「12月にやるコンサートで、一緒に”花は咲く”を歌ってくれないか」という依頼が舞い込みました。International Voices Houstonは、ヒューストンで活動している、130人以上の人種や国籍を超えたメンバーから成る国際色豊かなコーラスグループで 世界中の音楽でみんなをインスパイアしよう!という信条でたくさんの人に歌声を届けています。





「花は咲く」は私達、桜コーラスのレパートリーにも入っているのでお手の物!と思いきや、アレンジが全然違ってて、ちょっと戸惑いましたが、歌詞は日本語、元の歌は何回も歌ってきたので、大丈夫!って思えるまであまり時間はかかりませんでした。

あれよあれよ、という間に練習期間は過ぎ、本番当日。初日に出演するメンバーと指揮者(ディレクター)はナーシングホーム訪問が終わったすぐ後に劇場,MATCH( Midtown Arts and Teater Center Houston )にGO! 出演日数は3日間で、回数は4回。出演者は劇場のバックステージから入り、控室でインターナショナル コーラスの方達の歌声を聴きながら、出番まで待機。まるでステージに上がる前の女優のような面持ちで浴衣やメークのチェックに余念がありませんでした。


いよいよ、本番!T先生とメンバーがスッポットライトを浴びながら舞台に登場。まずはメンバーOさんによるソロ。時雨、桜よこちょうという2曲の日本歌曲を朗々と歌い上げる姿に一同、うっとり!T先生によるピアノ伴奏とOさんの綺麗な声が舞台に響いて、とってもBeautifulでした! 



そして、そしていよいよ桜コーラスの出番です~! 「花は咲く」の最初と最後のパートを私達が歌い、途中はインターナショナルコーラスのみなさんと一緒という構成でした。女性の声だけで歌う「花は咲く」に慣れている私達に男性の声が入った混声バージョンはとても新鮮で、なおかつ重厚に聞こえとっても気持ちよく歌えたと思います。




最終日は、コンサートのトリに歌う「It's The Most Wonderful Time of the Year」も一緒に歌いましょう~!と急のお誘いを受け、前日メンバーのSさんが用意してくれた楽譜と歌詞を頼りにメンバー必死で、ぶっつけ本番のクリスマスソングを笑顔と口パクを交えてつつがなくこなし、桜コーラス、今年最後のメインイベント、無事終了~~!!!



パフォーマンスの後は、インターナショナルコーラスの方達、来てくださったお客様、元桜コーラスのメンバーの方々とご挨拶&おしゃべりで、またまた楽しいひと時を過ごし、T先生、メンバー全員、満たされた心で帰路についたことと思います。

ってな感じで、2018年も桜コーラス、がんばりました!
たくさんの方々、メンバー同志のサポートに支えられ、和気あいあい、楽しく歌える桜コーラス!これからもずっと、ずっと歌を通してたくさんの人の心にタッチできたらいいな~!と願っています。

皆さん、今年もお疲れ様でした。また来年もよろしくお願いいたします。




2018年12月25日火曜日

クリスマス ナーシングホーム訪問第2弾!

      
                                       

さてさて、さる12月13日は6日に引き続き、クリスマス ナーシングホーム訪問第2弾!サイプレスにあるGrace Care Centerにお邪魔してきました。
去年来た時の天気とは打って変わって、12月にしては暖かく、当日は外でも楽々発声練習ができるほどでした。

パフォーマンス前のおトイレタイムで、トイレの前で待ってると 「あなた達、日本人でしょ~! 行事表に日本人コーラスって書いてあるの見て楽しみにしてたのよ~。」と声をかけてくれた、以前、青森で英語を教えていた看護師の方としばしの語らい。

その後すぐにパフォーマンス。今年はいつものクリスマスソングに加えて、なんとフランス語の歌も歌うことになり、メンバー全員、必死に練習!!!。メンバーの一人がフランス語の歌詞に、カタカタで振りカナをつけてくれたおかげで無事にパフォーマンスまでたどり着くことができました。(Hさん、ありがとう~!)

コーラスによるクリスマスソングの数々、指揮者とピアニストの方による連弾をお届けした後、毎年恒例の患者さんへの折り鶴のプレゼントを滞りなく終えて、今年の桜コーラスの仕事納めも無事に終わりました! と言いたいところですが、メンバーの何人かと指揮者は それからもうひと仕事が待っていたのでした~。

それは次の投稿で!

2018年12月6日木曜日

クリスマス ナーシングホーム訪問 (The Buckingham Retirement Communities)

Now, the time of Christmas season comes 🎄🔔


とうとうクリスマスシーズン到来!
ということで私達、桜コーラス冬のメインイベントであるナーシングホーム訪問です。


今回はWoodlake/Briar Meadow地区にあるThe Buckingham Retirement Communitiesにお邪魔させてもらいました♫

当日はジョージ・H・W・ブッシュ第41代元大統領のヒューストンでの最終葬儀がテレビで放送されるということで、パフォーマンス会場の観客の少なさが予想されました。

ですが、そんな壮大な行事の放映も顧みず私達のパフォーマンスに時間を割き、いらっしゃたホームの入居者の方々に感謝ですー😭
桜コーラスの歌声を楽しんでいただけたことを期待しつつ、素晴らしいクリスマスを過ごせるようメンバー一同心よりお祈りいたします✨

以下が今回披露した曲目です⇩
  • A Festive Noel
  • The Christmas Waltz
  • Dona Nobis Pacem
  • In the Mood (指揮者、ピアニストによるピアノ連弾)
  • Over the Rainbow (指揮者、ピアニストによるピアノ連弾)
  • O Holy Night
  • A Quintet of Carols
  • Racine
  • Amazing Grace (指揮者よるピアノ独奏)

2018年9月13日木曜日

新年度の練習が始まりました!


熱心に指導されている戸田先生とメンバー一同

9月6日から新年度のイベントに向けて練習が始まりました。

通常この時期は12月のイベントであるナーシングホーム訪問で披露する
クリスマスの曲を練習します。

ですが、なんと10月にコーラスグループ桜がある会社のイベントにお呼ばれして
日本の歌を披露することになりました。

クリスマスと日本の曲を並行して練習をしなくてはいけない.....。

そうなると練習が結構大変になりますが、イベントが無いと練習にハリが出ないので
コーラスグループ一同励んで練習に取り込んでいます。

2018年4月10日火曜日

コンサートを終えて~ part2


去る3月11日、Unitarian Fellowship of Houstonにて”小山さとみ&ヒューストン女声コーラスさくらジョイントリサイタル”が行われました。
晴れ渡る晴天!、、、とはいかず、あいにくの曇り空となってしまいましたが、ソプラノ歌手・小山さとみさんの素晴らしい歌声とさくらコーラスのハーモニーが会場の空に響き渡りました。


第一部は小山さとみさんによる初のリサイタル。真っ青なドレスが厳粛なムードを漂わせます。
今回のテーマが「挑戦」ということで、迫力のある歌声が客席を震わせました。
特に「夜の女王」は日本でも車のCMソングとして流れていましたが、あまりの素晴らしさに鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
私はオペラにあまり馴染みがないので、聴いてもわかるかな?と不安でしたが、曲の前にどのような歌なのかの説明があり、曲を聴き始めるとまるでその情景が浮かんでくるかのようでした。全5曲、至福の時間はあっという間に過ぎ去り、その後小野さんとのデュエットでも素晴らしい音の重なりを響かせてくれました。



休憩の後、いよいよ第二部コーラスグループ「さくら」の出番です。
小山さん・小野さんも歌舞伎役者のような「早替わり」をし、全員で色とりどりの浴衣の花を咲かせました。今回は日本の方以外にも多く足を運んでいただき、折角なので歌詞の意味もお伝えできればと曲の前に英訳の詩をつけました。
朗読者はコーラスメンバーのご家族ですが、急遽お願いしたにも関わらず、その堂々たる姿に心を打たれました。素晴らしい朗読に後押しされ私達も今までの練習の成果を存分に発揮しました。


小山さんと一緒に歌えるのもこれが最後。全員で思い出を噛みしめながら一曲一曲を大切に心を込めて歌いあげました。折しも3月11日は東日本大震災があった日。最後に「花は咲く」で思いを馳せ、みんなで心を寄せあいました。会場には涙される方もあり思わずこちらもほろり。リサイタルは小山さとみさんのアンコールで幕を閉じ大成功を収めました。終了後のメンバーの笑顔がとても素敵で、さくらコーラスに入って本当に良かったと改めて思った瞬間でした。
小山さんが帰国されてしまうのは本当に残念ですが、日本での益々の活躍を期待しています!


皆さんお疲れ様でした~!(S・S)

 いつも伴奏してくださる箱根さんへサプライズのプレゼント。
メンバーHさん手作りの似顔絵ケーキ♪似てる~



コンサートを終えて

先日行われたジョイントリサイタルは、おかげさまで大成功に終わりました。
残念ながらこの春ヒューストンを去る小山さとみさん。
約2年半、コーラスさくらの中心となって活動してくれました。メンバー一同寂しさでいっぱいです。これからの彼女の活躍をお祈りしています。
以下、さとみちゃんからのメッセージです。






私がさくらコーラスの一員になって約2年半。帰国がこの4月に決まった瞬間にやろう!と決めたコンサートでした。元々は自分のステップアップのためにソロリサイタルをしようと考えていたのですが、やっぱり最後にさくらコーラスのみんなと歌いたいという思いから今回はジョイントという形をとりました。何もかもが初めてのことばかりで、さくらコーラスのメンバーとお客様に支えられたコンサートでした。

自分のプログラムが終わり余裕が出てくると、今度は一気に寂しさが襲ってきます。
『私がさくらコーラスの一員として舞台に立てるのは今日が最後なんだ』
そう思うと涙が止まりませんでした。よりにもよってコーラスのプログラムは全て思い出がパンパンに詰まった曲たち!この曲を歌った時はこんなことがあったなぁ、あんなこともあったなぁと考えていたら涙の止まらないこと。…いえ、涙ではなく鼻水。これはまずい。最後の本番で鼻垂れなんてかっこ悪すぎる。本番中にお客様にお尻を見せるなんていけないことではわかっていたけど、鼻垂れよりはマシだ!と曲間で思い切って後ろを向いて鼻を拭きました。

そしてプログラム最後の曲は『花は咲く』。この曲は私にとってだけでなくさくらコーラスにとっても特別な曲。これだけはどうしてもプログラムに入れて欲しいとお願いした曲で、これまで以上にたくさんの思いが込み上げてしまい、ほとんど声になりませんでした。


終演後の挨拶が終わりアンコールが終わるとコーラスのメンバー全員が1人ずつ私に一輪のバラを手渡しするサプライズ!この時のことを思い出すと今でも涙が出てくるくらい感動しました。


…実はここから私の記憶がほとんどありません。急いで片付けてホールから出なきゃ!と必死になった結果、私の脳みそがキャパオーバー。人間でも機械やエンジンみたいにオーバーヒートするんだなぁと学んだ瞬間でした。その後の打ち上げ会場で冷静になってみてもなんとなーくのうろ覚えしかなく、今思えばこの日で会うの最後のメンバーもいたのにまともにお別れ言えてなかった!これがこの日最大の後悔となりました。


皆さま本当にありがとうございました。私のヒューストン生活はさくらコーラスのおかげでとても充実したものになりました。ありたきりですが、さよならは言いません!!またいつか会う日まで!!(Satomi Koyama)




 

2018年2月12日月曜日

コンサートのお知らせ

 
小山さとみ&ヒューストン女声コーラスさくらジョイントリサイタル
 
オペラ歌手養成所を経た後ヒューストンやイタリアで研鑽を積み、
数々のオペラやコンサートに出演してきたソプラノ歌手・小山さとみさんによる初のリサイタル。
”挑戦”をモットーに「夜の女王のアリア」他、オペラアリアの名曲の数々を披露。後半はヒューストン グランドオペラディレクター・戸田光彦氏を筆頭に活動する、ヒューストン唯一の日本人女声コーラスグループ「さくら」によるパフォーマンスもある、豪華2本立てのコンサート
 
3月11日(日)
開場 2:00〜 開演 2:20〜(1時間程度)
場所 Unitarian Fellowship of Houston 1504 Wirt Road Houston TX 77055
 
曲目 夜の女王のアリア、宝石の歌、早春賦、花は咲く他
入場料 無料
 
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素敵なコンサートをお届けできるようメンバー一同、練習に励んでいるところです。
コーラスにご興味にのある方もそうでない方もo(^▽^)o
さとみちゃんの素晴らしい歌声を聴けるチャンスですよ!ご家族、お友達などお誘い合わせの上、ぜひ足をお運び下さいませ。入場無料です♪